効果抜群！インドのドアーズ紅茶の魅力について徹底解説！

2023年3月28日

「ドアーズ紅茶」とは？

ドアーズ紅茶は、インド北東部のヒマラヤ山脈の裾に広がるドアーズ地方で栽培される紅茶です。名前の由来も「ドアーズ地方」から来ています。ダージリンとアッサムの中間に位置し、両方の特徴を持ちます。香りは控えめで、コクがあります。有機栽培にこだわる茶園もあり、飲み方としては、水出しやミルクティーにもおすすめです。

「ドアーズ紅茶の豆知識」
日本ではあまり知られていませんが、インド国内では生産量第二位を誇ります。ほとんどがブレンドやフレーバーティーの原料として使われています。

「ドアーズ紅茶」はどうやって作られているの？

ドアーズ紅茶の製法は、ほとんどがCTC製法で、一部オーソドックス製法で作られています

オーソドックス製法のステップは以下の通りです

STEP

萎凋（いちょう）

茶葉を広げて空気に触れさせ、水分を減らして香りを出す。

STEP

捻揉（ねんじゅう）

茶葉をもんで細胞壁を破り、酸化酵素とポリフェノールを反応させる。

STEP

酸化（さんか）

捻揉した茶葉を温度と湿度の高い部屋に置き、茶葉の色や香りを変化させる。

STEP

焙煎（ばいせん）

酸化した茶葉を高温で乾燥させて水分と酸化酵素を除去し、紅茶の完成品にする。

CTC製法のステップは以下の通りです

STEP

萎凋（いちょう）

オーソドックス製法と同じ。

STEP

CTC機

萎凋した茶葉を切断して細かくし、押しつぶす(Crush)、引きちぎる(Tear)、丸める(Curl)の3工程を一度に行う機械にかける。

STEP

酸化（さんか）

CTC機から出た茶葉を温度と湿度の高い部屋に置き、オーソドックス製法と同じように色や香りを変化させる。

STEP

焙煎（ばいせん）

オーソドックス製法と同じ。

以上が、ドアーズ紅茶の一般的な製法となります。茶葉の収穫時期や、製法によって味わいが異なるため、気になる銘柄があれば、生産地や製造工程に注目してみましょう！

「ドアーズ紅茶」の特徴は？

コクがあるのに渋味が少ない: ドアーズ紅茶の水色は濃い赤色をしており、コクがあるのに渋味が少ないのが特徴です。
バランスが良い: 香りはあまり強くありませんが、ダージリンとアッサムの中間的な味わいでバランスが良く、ストレートやミルクティーなど好みに合わせて楽しむことができます。

ドアーズ紅茶の産地「インドドアーズ地方」について

ドアーズ地方はインド北東部の西ベンガル州にある紅茶の一大生産地です。
ヒマラヤ山脈の麓に広がる低地の丘陵地帯で、アッサム地方とダージリン地方の間に位置しています。
ドアーズ地方はヒマラヤ山脈のふもとに位置し、自然豊かな景観が魅力です。

「ドアーズ紅茶」の効能は？

疲労回復やストレス解消
- 紅茶に含まれるカフェインやポリフェノールなどの成分が、疲労回復やストレス解消に効果的です。
胃に優しい
- ドアーズ紅茶は、ダージリンやアッサムと比べて渋味が少なく、飲みやすいため、胃に優しいです。
美容や免疫力向上
- ドアーズ紅茶は、水出しやミルクティーにも向いており、季節や好みに合わせて様々な飲み方が楽しめます。水出しするとビタミンCが多く含まれるため、美容や免疫力向上にも良いです。

ドアーズ紅茶には基本的にカフェインが入っていますので、注意が必要です。